丹波市の歯医者 あせい歯科

最近考えること (1)

歯をむし歯や歯周病で失った患者さんにインプラントが行えない理由があり、取り外し式の保険の入れ歯しか選択肢がなく作製した場合、入れ歯を何度も調整し、努力してはめる練習をして入れ歯である程度咬めるようになられる方と入れ歯をお作りしても咬みにくいから、歯のように噛めないからすぐにあきらめられる方がいらっしゃいます。入れ歯はもって生まれた歯のようには噛めません。しかし根気よく調整し、慣れる努力をすればある程度咬めるようになります。例えて言えば、自動車での便利な生活をしていた方が急に自転車での生活を強いられるようなものでしょうか?でも自転車に乗る練習をすれば歩くより早く楽に走れるということです。タレントの磯野貴理子さんのように若くても脳梗塞で倒れることもあります。いつも入れ歯でもインプラントでもいつもバランスよく咬めるようにしておくことが大切です。左右バランスよく咬め、お口から十分に食べることができる方は病気で入院されても復帰が早いようです。片方の奥歯がなく、咬めない状態で置いておくと咬める方の歯が悪くなったら前歯しかありません。いつも両方の奥歯でしっかり咬めるようにしましょう。

院長 阿瀬井宏成

投稿日:2014年11月2日  カテゴリー:生活習慣, 高齢者口腔ケア

ページトップへ